Quick Homepage Maker is easy, simple, pretty Website Building System

My Blog/2014-06-08

Top / My Blog / 2014-06-08

Tag: 約束の地~すり替えられたThe Promised Land 6/8 Select Song byAnother brick in the wall pt.2 / Pink Floyd

約束の地~すり替えられたThe Promised Land

トタン屋根の雨音で85dbのスピーカーからの音が掻き消されてゆく。今年もスーパーセルが発達して猛烈な豪雨が何度かあるのかな?今現在は雲が低く垂れこめていて上空の気圧が少し変化すれば直ぐにでも降り出しそうな気圧配置。前線は南の方を通過しているようでここ山口ではその影響は受けていない。

一昨日から昨夜にかけては東京都心でもかなりの豪雨が降ったみたいで、都合の悪いニュースを流したくない大手メディアにとって事件が無い日はAKBか豪雨など気象による被害状況などをこれでもかというくらい長々と垂れ流す。

画像の説明

久しぶりにアメリカ物語を少し絡めてみたいと思います。アメリカへ入植した欧州からのアングロサクソンが北米先住民のインディアンの土地を奪ったことについては、このblog小屋でもMy Blog/2013-06-01にて以前に紹介しましたね、この事に関してアングロサクソンは「アメリカは約束の地である」とエゴイズムの塊のような根拠を示し正当化し説明する。
鉄砲隊に向かって「特攻」を続けた北米インディアンを、虐殺し続けるのに当たって、「北米インディアンは聖書に書かれていない。だから、奴らは人間ではない」と同じ理由で説明する。

黒人の奴隷貿易についても以前のblog小屋My Blog/2013-05-26で紹介しました。アフリカからの奴隷貿易の始まりは、中心はイギリスでした。イギリス人は「黒人は聖書に書かれていない。だから、彼等は人間ではない」とアメリカに渡ったアングロサクソンがインディアンに抱いた心情と同じものであることを説明している。

画像の説明

アングロサクソンは聖書の無謬性という信仰を利用することによって、自分達のエゴイズムや貪欲な物欲、選民思想を都合のいいように合理化できるのだ。 我々が普通の感覚で考えるとどんな人間でも、異民族でも多数の人間を無差別虐殺すれば、潜在的に罪悪感を感じるものである。

アングロサクソンは我々東洋人と比較すると思考回路がどうも高度にかけ離れているようだ。感情の起伏を一切排除しクールで未来的な思考がメイン装置であれば潜在的にも罪悪感を感じにくいのだろう。ある意味クールで商業的な思考だが打算的でこじ付けガマシくて、我慢ならない。“いろんなフイルターをかけて都合のいいように正当化して生き残る為に必要であれば争いを起こすこと、人の命を奪う行為を容易く行ってゆく。”ここのクダリをよく覚えておいて下さい。後でそっくりそのままあてはめます。

画像の説明 画像の説明

例えば世界的指標のひとつ“聖書”を例にとっても、彼等の心に在った潜在的罪悪感や不安感を薄れさせ、自らの虐殺・軍事的及び経済的侵略を正当化するために、聖書無謬性は、実に利用価値の高い説と化してしまうのである。 聖書無謬性は、選民思想を強化し、エゴイズムの発現と経済侵略を正当化する。

だから、アングロサクソンは「死の商人」として長年成功できたのだろう。坂本竜馬に武器を売ったことで日本でも有名なグラバーも、英国の武器商人である。

画像の説明

第二次世界大戦後、イギリスの国土は荒廃していた。
だから戦争の被害の少なく広大な土地を持った支配下のアメリカが「世界の中心」となったのは必然的な事だと思います。その世界の中心とは、今尚、悪名高き“世界NO.1軍事・武器製造工場”いわゆる「世界の武器工場」なのである。この情けない地位は、今のアメリカのていたらくぶりからするとこの先も当分揺るぎそうにない。

はっきり言いますが、この商売、争いを仕掛け、人殺しで儲ける「商売」です。私は世界中で最も卑しい職業だと思う。
殺傷兵器を多数生産することにも、自己正当化と合理化が必ず必要になる。「我々は、民主主義を世界に普及するために武器を製造しているのである」とかもったいぶった何とも情けない理由をつけています。

どうして武器を造るの?アメリカで武器を多数製造しなくても、たくさんある別の産業に大半を転換すればいいでは? 答えは簡単、一番儲かる産業だからです。
アメリカは「かつての民主的な豊かな社会」から「憎悪と恐怖の対象」「言論を弾圧する強国」へと変質して行っている。世界平和を唱える一方で戦争ゴッコを必然的に正当化して積極的に行っています。悲しいけどこれが現実。

今なお続く、世界中の紛争の火種は殆どこのアメリカ。彼等は報復を恐れて先制攻撃し、無差別攻撃するために、他国民の憎悪と怒りが増し、死を賭しても抵抗を表したいという人々をどんどん増やしているという、ごく当たり前の論理が、アングロサクソンには理解できないようだ。
恐らく、欧米人以外の人々を、無意識下で「人間」と認めていないからである。

世界中から恨まれ憎まれていることを、アメリカ人の大半が9.11まで気づかずに来たのは、エバンジェリカル(福音主義者)の洗脳によるものが大きい。アメリカ国民が潜在的に持つ罪悪感や不安感を合理化し、選民思想を強化していたのだろう。 戦争があるたびに、アメリカ国内のエバンジェリカルは信者数を増していく。今や、聖書無謬性を信じるアメリカ人が半数以上なのではないだろうか。

聖書無謬性など、クリスチャンの方には申し訳ないが無宗教の私にとっては非常にナンセンスこの上ない思想なのです。身近でもアメリカ等では、キリスト教の世界観からは人を殺しても罪に成らないことさえあるという。このような世界観は到底理解出来ないな。

画像の説明

だが、悪い意味でもアメリカナイズされた此の日本という国の政府、権力中枢にこの思想が宛がわれ実行されている。又、一般国民でも通常理解出来得ぬ理由で多くの種類の犯罪を起こしている人も居る事を考えると歪ではあるが、かなり末端まで浸透してしまっているのか。
“いろんなフイルターをかけて都合のいいように正当化して生き残る為に必要であれば何でも行ってしまう。”人殺しまではしないにしてもその前までのクダリは正に当てはまる。

アングロサクソンにとってアメリカ大陸は今や希望に満ちた約束の地ではなく、不毛地帯にならないように戦争兵器を製造し、現実逃避のために生み出した妄想に過ぎない聖域なのである。

日本という此の国はただそのお手伝いをする属国の地位でしかない。広い意味で言うなら、昨年アメリカの映画監督のオリバーストーン氏が来日した際に日本人に向けて放った言葉“日本は悪事に加担している”が、正にその言葉通りだ!今の対米従属の関係ではそれを拒否することも属国から脱却することすら許されない。

全ての事象を世界観を持って考えるとすべての出来ごと、関連性、行方が理解出来る。今の政権のように西側欧米諸国に追従し嘘と誤魔化しで騙すようなシナリオばかり実行していたらこの国に吸い取られてしまった約束の地が戻ることは無い。

画像の説明

さて、今夜はイギリスのモンスターバンド、Pink Floydの1979年発表の”The Wall”という人間社会に立ちはだかる壁についてのコンセプトを表現し、当時2枚組のアルバムでリリースされたものの中から、“制圧される思想管理なんてされたくない”と訴えるこの詩“Another brick in the wall pt.2”をお届けしましょう!

Another brick in the wall pt.2

Written by WATERS, ROGER

We don't need no education
We dont need no thought control
No dark sarcasm in the classroom
Teachers leave them kids alone

Hey! Teachers!
Leave them kids alone!
All in all it's just another brick in the wall.
All in all you're just another brick in the wall.

We don't need no education
We dont need no thought control
No dark sarcasm in the classroom
Teachers leave them kids alone

Hey! Teachers!
Leave them kids alone!
All in all it's just another brick in the wall.
All in all you're just another brick in the wall.

"Wrong, Do it again!"
"Wrong, Do it again!"
"Wrong, Do it again!"

Another brick in the wall pt.2

訳詩 yasushi haruno

Another brick in the wall pt.2

間違った教育なんてされたくない
制圧される思想管理なんてされたくない
教室の中で暗く歪んだ皮肉なんて
聞きたくないんだ
先生 どうか 子どもたちを放っておいてくれないか

おい!先生たち!聞こえるか!
子どもたちに構わないでいてくれ!
だって所詮 壁の中のレンガの一欠けらでしかないんだ
先生、あなたにしても
壁のなかのレンガの一片にすぎないんだ

間違った教育なんてされたくない
制圧される思想管理なんてされたくない
教室の中で暗く歪んだ皮肉なんて
聞きたくないんだ
先生 どうか 子どもたちを放っておいてくれないか

おい!先生たち!聞こえるか!
子どもたちに構わないでいてくれ!
だって所詮 壁の中のレンガの一欠けらでしかないんだ
先生、あなたにしても
壁のなかのレンガの一片にすぎないんだ

" “違う、もう一回!”
“なってない!もう一回!”
“違う、もう一回やるんだ!”

Youtubeオリジナル音源 ↓

http://vimeo.com/57337028



コメント

  • yasushiさんが再三このblogで言われている全ての源流ですね。どうにもこの安倍さんだけは日本を取り戻してくれそうにはないようなそんな予感です。
    メルケルさんみたいな指導者が必要! -- yu 2014-06-08 (日) 14:05:17
  • 安倍は外遊する度に大恥を世界にさらし続けている。ドイツでは反原発の団体のデモわ起こされるわ、メルケルさんにナチスの話を持ち出し、メルケルさんから《 意味が分かりません。何しに来られたんでしょうか・・・》と全世界に向けて言われた。

    ダボス会議でも大恥をかいて、アメリカでも議会には一歩も入れて貰えず、証券取引所に行き、掃除のオバちゃんでも立って鐘を鳴らすのに、誇らしげにやっちゃって、米国誌には、《 日本の右翼が来て、米国右翼も証券取引場に集結、日米の右翼に証券上が乗っ取られる》とまで書かれてしまった。

    馬鹿をあまりさらすな!

    -- 縄文原人 2014-06-08 (日) 14:16:07
  • 欧州も本気になってるのはロシア、中国との交友関係。アメリカは今や二の次ぎだ。
    アメリカに固着しているのは日本くらいのもの。どうみてもこのままでは世界から取り残される運命にある。 -- シュナイダ― 2014-06-08 (日) 14:19:20
  • 良く考えたらわかる単純なこと。
    安倍政権はこれまで1つでも国民が喜ぶ政策を実現したか?
    NO!! 何ひとつ成し得ていない!
    で、あの支持率=大嘘、でっちあげ! やってられないな。こんな政権に国委ねてるんだぞ、日本人の馬鹿は! 世界の人はみんなそう思いはじめている!! -- トロイメロイ 2014-06-08 (日) 14:26:19
  • 日本の主力企業どの業界にもアメリカのエージェントは存在するのだろう。自動車業界でもなく、電機業界でも鉄鋼業界でもなく、メディアにCIAのエージェントがいたことは、植民地支配のツールとして、いかにメディアが重要であるかを物語っている。


    過去にCIAのエージェントがいて、現在いないということは信じがたく、その意味でも日本の新聞・テレビはつとめて視聴をやめた方が賢明である。


    いずれにしても、日本と米国のメディアとは、まったく同じ衰退を辿っている。

    -- 応仁のLAN 2014-06-08 (日) 14:29:35
  • 日本においては未だにアメリカが憲法なのだ。そうだ。憲法がなければ、アメリカは存在を停止し、国内でも、外国でも、この国は専制となる。現在、アメリカは“自由と民主主義”という名目を装った専制だ」


    「アメリカが憲法なのだ」という言葉は重い。

    -- ムシャノコウジ 2014-06-08 (日) 14:31:19
  • 中国、韓国には喧嘩を売るような発言で冷たくあしらわれているが、

    オバマにも見放されている安倍!ベルギーのブリュッセルで行われたG7サミット。
    安倍首相は「オバマ大統領とも話をした」と、記者会見でもっともらしい説明をしていたが、本当は首脳会談を申し込んだが、「ノー」と冷たく断られていた。


    安倍首相がブリュッセル入りしたのは、サミットが開幕する前日の3日夜。サミットが始まるまでの時間を利用して、なんとか「日米首脳会談」を実現させようとシャカリキになっていた。しかし、オバマ大統領は最後まで「ノー」。5分足らずの“立ち話”をしてもらうのが精いっぱいだったらしい。

    いいかげんこんな男を持ちあげる似非報道やめたらどうかね日本の馬鹿マスコミは!
    -- マグナカルタ 2014-06-08 (日) 18:43:09
  • 日本をこんな男に任しておいたら大変なことになるぞ。

    誰も報道をしないから、自分で宣伝するのである。世も末だ。こんな男の言うことに誰が耳を貸すというのか。オオカミ少年だと誰もが気付いている。情けない奴だ、安倍という男は。 -- 南極の氷 2014-06-08 (日) 18:46:41
  • 安倍首相が欧州6カ国を訪れたなかで、極めて重要な案件を国際公約にしました。原発推進、武器輸出緩和、集団的自衛権行使容認、ウクライナ問題にからむロシア制裁、尖閣に関連しての中国警戒などを強調し、「日本は守るものを守り、果たすべき責任を果たす」と、胸を張って見せました。国内に先駆けてのワンマン行動です。

    国内でも、生活に困っている貧困層対策などの課題は後回しで、自分の支持層の大企業や富裕層への税率引き下げや予算の大盤振る舞いを先行させています。

    「日本の総理は、バカにしかやらせない」・・とマイケル・グリ-ンは語る。この言葉通り、日本を操るアメリカ及び多国籍のマイケル・グリーンを始めとしたジャパン・ハンドラーズの意向によって日本の総理と政策が決定されているのです。衆・参・都知事選挙の結果に疑問を感じませんか?


    公然の秘密なのですが、米国や政官財のみならず大手マスコミもグルとなった「ムサシ不正選挙」で、「自・公・維新・みんな」を大勝させました。そして、米国の要求書である「年次改革調和対話」とTPP推進命令に沿って日本の制度を破壊して格差拡大と貧民化政策を進め、日中・日韓の緊張を高めて防衛産業が潤う結果になっています。今回は総理としてアベが担ぎ上げられ、米国の言いなりに政策を遂行しています。「第3次アーミテージレポート」は、アベの副読本です。日本は、米国の間接統治国あるいは実質的植民地と言えるでしょう。残念ですが。

    それにしても、100件を超えるほどの不正選挙裁判が提訴されていますが、グルの大手マスコミは一切報道しません。国連軍による選挙監視団の派遣を切望します。
    -- 羅生門の鍵 2014-06-08 (日) 18:51:52
  • 何もかも大嘘付きの安倍。こんな大嘘つきの低能な人間が、総理でいられるのはまさに腐れマスコミのお蔭、普通の国ならマスコミにがんがん言われとっくに辞任している。



    宝島」7月号の「アメリカ時評ナナメ読み」で鈴木俊昭という学者で翻訳家が書いている。

    まだ密約の譲歩に踏み切れない時、伝えるべき成果がないのでメディアに寿司ネタを書かせた事があった。

    あの時オバマは「これまで食べた一番おいしい寿司」と述べたと報道されたが、これは安倍首相が記者にしゃべった言葉に過ぎない。

    ニューヨークタイムズ紙(4月23日付)によれば、店を出た時のオバマの一言は「ちょっとした寿司」だったという。

    インターネットでは「半分食べ残した」と伝えられたが、こっちの方はすでに当時から報道されていたが、「ちょっとした寿司」を「これまで食べた一番おいしい寿司」と安倍首相自らが、メディアを使ってウソをついたとは初めて知った。

    これだけでも総辞職ものだ。
    -- しょじょ寺 2014-06-08 (日) 18:57:32
  • なるほど。上手い説明だね。
    旧約聖書は、無謬どころか矛盾だらけだが、キリスト教原理主義で重要視されているのは、旧約聖書の内容とヨハネの黙示録なのである。
    ヨハネの黙示録の諸派にとって都合の良い解釈することと、旧約の内容が、キリスト教原理主義の根本のようだ。
    これでは、キリスト教というよりも、選民思想が極端に強いユダヤ教の亜種である。

    現在アメリカではプロテスタントより エバンジェリカルが確かに増えている。キリスト教は非常にややこしく複雑。信者でないと理解出来ない世界。
    宗教とは本来そんなものかもしれないが、そんなものがこの世に蔓延したのは何故なんだろう。それを考えてしまう。
    -- マカダミアンシュリンプ 2014-06-09 (月) 00:33:56
  • Good Job!! -- duke 2014-06-10 (火) 15:48:10
  • 国会で集団的自衛権の党首戸討論の日に”中国の戦闘機が自衛隊機に猛接近”
    出来好きたやらせではないか。安倍の国会での答弁も「民主党のみなさんも今現実で起きている事を素直に認めたらどですか、今日、また中国機が非常に危険な行為をしたではないですか!」 おまえら国民をなめんなよ! 上手い事騙したつもりかもしれないがみえみえだよ。 -- 聖ヨハネ 2014-06-12 (木) 00:27:08
  • アメリカ物語が絡む時のyasushiさんのblogは一段と説得力がありますね。いつも頭の中こんな感じで脈打ってたら疲れるけどそんなこと考えさす今のこの世の中ってやっぱり異常だわ。
    フロイドの詩 響きます。 -- れいん 2014-06-19 (木) 18:15:06
  • 集団的自衛権なんか通りそうですね~。やだやだ、東京をはじめ各地で先週末に反対のデモあったんですけど。メディアはスルーばからしてんの。
    戦争ごっこで儲かるのはアメリカ、イギリス。

    あべちゃん見る度に右翼路線まっしぐら。駄目だこの国って感じ。
    福島のことはもう大きく取り上げることすらしないどころか風評被害だなんてまた大てんぷらあげて騙している。私からみてもバカ丸出しなんですけど、あべしんぞうさん! -- れい 2014-06-19 (木) 18:29:05

認証コード(4276)

powered by Quick Homepage Maker 4.81
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional